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オンライン商談のリマインドはいつ送る?自動通知は相手の設定次第

2026年9月22日

主催者が設定した通知と、相手の端末に実際に届く通知が別物であることを示す図
主催者が設定した通知と、相手の端末に実際に届く通知が別物であることを示す図

オンライン商談のリマインドをいつ送るか調べると、答えはだいたい揃っています。前日、または当日の朝。加えて開始の15分〜1時間前にURLを添えてもう1通。この記事でも結論は変わりません。ただ、その手前に確かめておくことがあります。カレンダーや商談ツールが自動で送っている「はず」の通知は、相手に届いているとは限りません。 何分前に出るかを決めているのは、多くの場合こちらではなく相手だからです。各社の公式ヘルプで仕様を確かめ、出典を本文に置きました。

この記事の内容
  1. 上位が言っていること
  2. 通知の時刻を決めているのは、相手
  3. 商談ツールの自動リマインドは、条件つき
  4. 何分前に送るかは、相手に何をさせたいかで決まる
  5. 直前の1通に何を書くか
  6. 参考

上位が言っていること

上位の記事(シナジーマーケティング・form.run・絶対リーチ!SMS・kees-net など)を読むと、タイミングの目安はこう分かれます。

数字に多少の幅はありますが、方向は同じです。そして4本を読んだ範囲では、カレンダーやWeb会議ツールが自動で出す通知に触れた記事はありませんでした。 リマインドは人が手で送るもの、という前提で書かれています。

実務では、その前提がずれます。多くの商談はカレンダーの招待から始まっていて、「通知はカレンダーが出してくれる」と思ったまま当日を迎えるからです。

通知の時刻を決めているのは、相手

Google カレンダーのヘルプは、はっきり書いています。通知の変更のページに、「通知設定は個人用であり、個人用、仕事用、学校用のいずれのアカウントを使用している場合でも、ご自身のアカウントにのみ適用されます」とあります。続けて、「カレンダーの共有相手や、カレンダーの予定を変更できるユーザーを含め、他のユーザーが通知設定を変更することはできません」。

つまり、こちらが予定に「30分前に通知」と入れても、それはこちらの端末で鳴るだけです。相手の端末で何分前に鳴るか、そもそも鳴るかは、相手のカレンダー設定が決めています。相手がスマホの通知を切っていれば、何も起きません。

Outlook も同じ構造です。既定値は公式に書かれていて、アラームの既定時間を変更するに「既定では、アラームは、これらの予定表アイテムの開始の 15 分前に発生します」とあります。15分前というのは、予定の存在を思い出すには足りても、資料を開いて頭を切り替えるには足りない時間です。相手が既定のままなら、リマインドとして働くのは15分前の1回だけ、ということになります。

なお、Google カレンダーで招待メールを送るかどうかは主催者が選べます。ゲストを予定に招待するには、更新時に「メール通知を送信しないように選択することもできます」とあります。ここを「送信しない」で運用していると、相手の手元には最初の1通も残りません。

商談ツールの自動リマインドは、条件つき

Web会議ツール側の通知も、思っているより限定的です。

Zoom の「次の会議のリマインダー」は、公式ヘルプによると「次の会議を通知し、ワンクリックで参加できるようにする」機能で、5分前、10分前、15分前から選びます。ただしこれは Zoom デスクトップアプリの機能で、対象は自分がホストする会議と自分が招待された会議、つまり自分に向けた通知です。相手に送られるものではありません。

相手にメールを送る仕組みもありますが、条件がつきます。事前登録つきの会議では「登録者は Zoom の登録確認メールで参加リンクを受け取ります」とあり、これは登録を有効にしたときの話です。商談で使う普通の会議URLを送っただけでは、この経路は動きません。

Zoom Scheduler のリマインダーは相手に送れますが、宛先を「自分」「相手」「自分と相手」から選ぶ設定になっています。既定のままで相手に届いているかは、設定画面を見ないと分かりません。

Calendly は、イベント前後の基本的なメール・SMSリマインドを有料プランの機能として案内しています。無料で使っている場合、自動リマインドは前提にできません。

まとめると、こうなります。自動通知は「出ているかもしれない」止まりで、出ていることを前提に手を抜くと、抜けたときに気づけません。 だから手で送る1通が要ります。

何分前に送るかは、相手に何をさせたいかで決まる

そのうえで、いつ送るかを決めます。基準は時刻ではなく、相手にしてほしいことがあるかどうかです。

相手に準備が要るとき(資料に目を通す、社内の誰かを呼ぶ、金額を確認しておく)は、前日。 当日の朝では、相手の1日はもう埋まっています。前日に送ると、相手がその日のうちに動くか、翌朝の予定に組み込むかを選べます。

準備が要らず、来てもらえればいいときは、当日の朝1通で足ります。 前日と当日の両方を送ると、内容が同じなら2通目は読まれません。

そして開始の15分〜1時間前に、URLだけの短い1通。 これは思い出させるためというより、探させないためです。日程調整のやりとりが5通も6通も続いていると、相手はどのメールにURLがあったか探すことになります(この問題は日程調整メールの記事で詳しく書きました)。直前の1通が一番上にあれば、探す手間がなくなります。

「何分前が正解か」を細かく詰めるより、相手が探さずに入れる状態を作るほうが効きます。

直前の1通に何を書くか

直前のリマインドに入れるのは日時・参加URL・アプリの要否の3つだけで、議題や資料は前日の1通に回す様子
直前のリマインドに入れるのは日時・参加URL・アプリの要否の3つだけで、議題や資料は前日の1通に回す様子

短くします。長い文章は直前には読まれません。入れるのは3つです。

  1. 日時(曜日つき)。 「本日15時」だけだと、相手が別の日の予定と混ぜている可能性を潰せません。
  2. 参加URL。 本文に直接。「前回のメールをご覧ください」は探させる指示です。
  3. アプリの要否。 相手がインストールから始めると、開始時刻が過ぎます。

逆に、入れないほうがいいものもあります。議題の再確認、資料の再送、お礼の文面。これらは前日の1通に入れておき、直前の1通は入室に必要なものだけにします。

ここまでの内容は各社の公式ヘルプで確かめた仕様と、送り方の整理です。どの送り方が成約につながるかは測っていないので、効果としては書いていません。

Meetnect では、予約を作った時点で参加URLが確定し、そのURLをカレンダーの説明欄と場所欄の両方に入れています。相手はブラウザで開くだけで、インストールも登録も要りません。直前の1通に貼るURLが、日程調整の最初から最後まで変わらないようにしてあります。

参考

商談しながら、議事録ができています

Meetnect はブラウザだけで動くオンライン商談ツールです。相手は登録不要、URLを開くだけ。通話中に文字起こしが進み、終わった時点で「誰が何を言ったか」まで残った議事録ができています。7日間、カード登録なしで試せます。